AV女優には、主に「3つのランク(格付け)」が存在します。
そして、そのランクによってギャランティ(給料)も異なります。
本記事では、AV女優の3つのランクと、それぞれどれくらいのギャラが支払われているかを解説いたします。
単体女優
AV女優の3つのランクの中で、トップに君臨するのが「単体女優」です。
単体女優は、AV制作会社(メーカー)と「専属契約」を結び、基本的には月に1本程度、作品をリリースします。
美貌やスタイルに優れ、企画に頼らずとも販売力があり、また契約期間中はメーカーがその女優を独占しているため、ギャラ(出演料)も高額になります。
もちろん、専属となる制作会社や所属事務所、女優の知名度・肩書きによって大きくバラつきはありますが、1本あたり50万円~300万円程度が相場だと言われております。
通常作品 | 1本あたり50万円~300万円程度 |
デビュー作 | 300万円以上になることも |
仮に「1本200万円」の女優が、月1本ペースでAVに出演した場合、年収は2,400万円程度になります。
また、知名度の高い単体女優は、テレビ番組やネット番組、ラジオ番組、イベント出演なども入ってくるため、その分の報酬が上乗せされます。
企画単体女優
AV女優の格付けで、ミドルランクに位置するのが「企画単体女優」です。
企画単体女優は通称「キカタン」とも呼ばれており、特定のメーカーと専属契約を結んでおらず、様々なメーカーの作品に出演することができます。
1本あたりのギャラは「単体女優」には及びませんが、出演できる本数やメーカーに制限がないため、人気とヤル気次第では単体女優よりも収入を上げることが可能です。
通常作品 | 1本あたり20万円~50万円程度 |
人気のある女優 | 50万円~100万円になることも |
仮に「1本50万円」の女優が、月5本ペースでAVに出演した場合、年収は上記で挙げた単体女優よりも多い3,000万円になります。
そのため、企画単体女優でも「働き方」と「需要」次第では十分に稼ぐことができると言えるでしょう。
企画女優
AV女優の格付けで、最も下に位置するのが「企画女優」です。
「単体女優」や「企画単体女優」のように知名度はなく、マジックミラー号やシロウトTVといった「企画モノ」に出演している女優のことを指します。
AV女優として活動している人の約8割はこの「企画女優」に該当し、出演料もさほど高くありません。
そのため、稼ぐためには数をこなす必要があります。
通常作品 | 1本あたり5万円~20万円程度 |
経験豊富な女優 | 20万円以上になることも |
企画女優の特徴としては、単体ではなく「複数人いるうちの1人」として作品に登場するため、拘束時間は「単体女優」や「企画単体女優」より短い傾向にあります。
また、芸名がパッケージに載ることも少なく、ニックネームや下の名前だけ紹介されるケースがほとんどです。
企画女優として安定した収入を得ることはハードルが高いため、多くの方は「キャバクラ」や「風俗」など、何かしらの仕事を掛け持ちして収入を補っているのが実情です。
以上、「AV女優のランク(格付け)とギャラの目安」について解説しました。
本記事ではあまり触れませんでしたが、「元芸能人」や「元アイドル」といった特別な肩書きがある女優はギャランティが跳ね上がるケースも多く、契約金で1億円超えることも珍しくありません。
また、SNSのフォロワー数(影響力)や、他のAV女優が嫌がるハードなプレイ内容によってもギャラは変動します。
そのため、上記金額はあくまでも参考程度にご覧いただけますと幸いです。